ラップルコンクリートとは?捨てコンとの違いや費用相場を徹底解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ラップルコンクリートとは、地表面近くにある軟弱な土を取り除き、強固な支持層まで無筋コンクリートを流し込んで建物の基礎を安定させる「置換工法」による地盤改良の一種です。「ラップル(Rapple)」は英語の「rubble(割栗石・粗石)」が転じた建築用語とされており、古くは割栗石を敷き詰めていた地盤補強の工程が、現代の高品質なレディーミクストコンクリート(生コン)の充填へと進化した歴史的背景を持ちます。

戸建て住宅や中低層建築物の建築現場では、着工前にスウェーデン式サウンディング試験(現:スクリューウェイト貫入試験)などの地盤調査を実施します。その結果、地表面付近に家を支えきれない軟弱地盤が存在し、その直下(深さ1m〜2m前後)に良好な地盤がある場合に、ラップルコンクリートによる置換工法が選ばれます。軟弱土を削り取ってコンクリートの強固な人工地盤を形成し、その上に布基礎やベタ基礎を構築することで不同沈下を確実に防ぎます。