A代表での勝利はないものの、五輪年代に目を向ければ歴史を大きく揺るがした伝説の一戦が存在する。1996年アトランタ五輪での「マイアミの奇跡」だ。リバウドやロベルト・カルロスらを擁する最強布陣のブラジルに対し、日本は守備を固めて耐え抜き、千載一遇の機を活かして1-0の金星をあげた。ブラジルサッカー連盟(CBF)にも大衝撃を与えたこの試合は、日本サッカーの歴史的転換点として語り継がれている。
さらに2005年のコンフェデレーションズカップでは、A代表同士が2-2で引き分ける激闘を展開。中村俊輔の鮮烈なミドルシュートと玉田圭司のゴールで一時は王国を追い詰めた。敗戦の歴史の中にも、日本が世界を驚かせた爪痕は確実に残されている。