一方、ランキングの最底辺に目を向けると、実にスリリングな面積のドラマが展開されている。現在、日本で最も面積が小さい都道府県は香川県(約1,876平方キロメートル)だ。しかし、2位の大阪府(約1,905平方キロメートル)、3位の東京都(約2,194平方キロメートル)との差は極めて僅少である。
かつて1988年以前は、大阪府が全国最小の自治体であったことを覚えているだろうか。関西国際空港の建設や臨海部の巨大埋め立て事業によって大阪府の陸地が拡大し、香川県を逆転して最下位を脱出したという有名な経緯がある。2026年現在も、大阪湾沿岸での夢洲周辺整備や港湾エリアの埋め立て工事、さらには沿岸の正確な測量技術の向上によって、数平方キロメートル単位の僅差の追撃戦が継続している。