1996年秋にリリースされたメガヒット作「SHAKE」の余韻冷めやらぬ中で登場した「ダイナマイト」(1997年2月26日発売)は、アイドルポップスの常識を鮮やかに塗り替えた歴史的な一曲です。オリコンチャートでも初登場から上位を記録し、累計売上は約73万枚を記録。同世代の男性リスナーやコアな洋楽・クラブミュージックファンをも唸らせるシングル評判を獲得しました。
音楽プロデューサー陣の証言や当時の制作資料を振り返ると、本作は森且行の脱退を経て5人体制としての結束を固めつつあったSMAPが、「少年から大人の男へ」と脱皮する決定打として構想されたことが窺えます。キャッチーなメロディの中に、うねるベースラインと鋭利なホーンセクションをぶち込んだサウンドは、まさに当時のJ-POPシーンに投下された爆弾(ダイナマイト)そのものでした。