日本における「美人議員」という取り上げ方は、海外のメディアから見ると独特、あるいは遅れていると映ることもある。欧米では、女性政治家のファッションが注目されることはあっても、それを「ランキング」形式で格付けするような報道は、ジェンダーバイアスとして激しく非難される傾向が強い。
しかし、海外でもビジュアルが政治的武器として使われている事実は同じだ。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン前首相や、フィンランドのサンナ・マリン前首相などは、その若々しく知的なビジュアルとリーダーシップを融合させ、世界的なアイコンとなった。見せ方のルールは違えど、イメージ戦略が権力と直結している点は万国共通だ。