岐阜県南東部、標高約460メートルの高台に位置する恵那市串原の「くしはら温泉 ささゆりの湯」は、豊かな自然と大パノラマを一望できる複合温浴・アウトドア施設です。かつては週末になると敷地外まで車列が伸び、入場待ちによる交通渋滞が社会問題化するほどの人気を誇っていましたが、現在は徹底したキャパシティ管理のもと、落ち着いた滞在空間へと変貌を遂げています。
現在の営業状況においては、日帰り温泉施設、キャンプ場、マレットゴルフ場、宿泊コテージ、地元特産品を扱う売店やレストランがすべて連動して稼働しています。特にキャンプ場エリアは、自然の起伏を生かしたオートサイトや電源サイトが明確にゾーニングされ、過度な密集を避けるレイアウトが確立されました。地域住民の生活道路への配慮と利用者の安全確保を両立させた運営体制は、地方自治体と指定管理者が一体となって進めた地域共生型アウトドアモデルの好例といえます。