「四月一日」の正解は「わたぬき」と読む。初見では絶対に読めない難読苗字の代表格だ。なぜ日付が「わたぬき」になるのか。その答えは、かつての日本人の暮らしと気候に密接に結びついている。
気になる全国の世帯数だが、苗字検索サイトの苗字由来netなどの最新データによると、全国におよそ10人から30人程度しか存在しない超希少苗字とされる。主なルーツは旧越中国である現在の富山県あたりに集中しており、一説には宮中行事や地域の歴史に深く関わっていた家系が起源と言われている。数ある珍名の中でも、実在する人物に出会う確率が極めて低い幻の名と言っても過言ではない。