宮崎科学技術館の門をくぐる者が例外なく圧倒されるのが、屋外にそびえ立つ高さ約40メートルの実物大H-Iロケット模型です。日本の宇宙開発黎明期を支えた国産大型ロケットの威容を地上から間近に見上げる体験は、国内の科学館でも極めて希少なロケーションと言えます。ロケットの足元にはアポロ月着陸船や宇宙開発の歴史を解説するコーナーが連なり、エントランス前からすでに宇宙探査の現場へと引き込まれます。
そして館内最大のハイライトが、かつてギネス世界記録にも認定された世界最大級のプラネタリウム「コスモドーム」です。ドーム直径は実に27メートル。最新鋭のハイブリッド投影システムが導入された空間では、肉眼では捉えきれない無数の恒星が深遠な漆黒のドームいっぱいに散りばめられます。
「頭上だけでなく、視界の端から足元の際まで星空に包まれる感覚は他では味わえない」と語るリピーターの証言通り、単なる天体観察の域を超えた臨場感あふれる没入型映像体験が提供されています。専門スタッフによる丁寧な生解説プログラムも充実しており、季節ごとの星座の見つけ方から最新の宇宙探査ニュースまで、ライブ感あふれる解説が耳を楽しませてくれます。