水上剣星の現在と野波麻帆との絆|ビルド秘話からブランド運営まで徹底解剖に関する話題のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

俳優・水上剣星の名を特撮ファンのみならず、インターネットカルチャーの渦中に決定的に刻み込んだのが、2017年から2018年にかけて放送された『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)です。彼が演じた氷室幻徳(ナイトローグ/仮面ライダーローグ)というキャラクターは、平成仮面ライダー史に残る劇的な変遷を遂げました。

物語序盤、幻徳は東都首相補佐官兼先端物質学研究所所長というエリートの仮面を被り、影では冷酷無比な悪の組織「ファウスト」を率いる冷徹な黒幕として君臨。水上の鋭い眼光とドスの効いた低音ボイスが、圧倒的な威圧感と重厚感をもたらしました。しかし物語中盤以降、自らの罪を背負って味方陣営に加わってからは、シリアスな贖罪のドラマを展開する一方で、私服センスが壊滅的という強烈なキャラクター付けがなされました。

劇中に登場した「親しみやすさ」「隣国」「即断即決」など、奇抜な文字がプリントされたTシャツや個性的なファッションを真顔で着こなすシュールなコメディリリーフぶりは、SNS上で毎週のようにトレンド入りを果たしました。この「冷徹な悪役から、不器用で愛すべき漢(おとこ)への転身」を演じ切れたのは、水上剣星自身の卓越した演技力と、ファッションに対する深い造詣があったからこその化学反応といえます。