スモークツリーが縮む原因は?失敗ゼロのドライフラワー作り方と飾り方に関する詳細情報を詳しくまとめました。最新データをチェックしましょう。

生花店で買ったばかりのみずみずしいスモークツリーをそのまま吊るしたのに、数日後には見る影もなく小さく硬直してしまった――この現象には明確な科学的理由が存在します。 一般に「花」と思われている煙状のふわふわ部分は、花が咲き終わった後に伸びる「花柄(かへい:花の軸)」に生えた微細な毛です。この花柄が十分に成熟し、植物組織の骨格となるリグニン(木質化成分)が形成される前にドライ加工を始めてしまうと、内部の水分が抜けると同時に組織自体がペシャンコに潰れ、チリチリに縮んでしまいます。 もう一つの大きな要因が、日本の初夏特有の高温多湿な環境です。スモークツリーが出回る5月下旬から7月はちょうど梅雨の時期と重なります。湿度の高い部屋でダラダラと時間をかけて乾燥させると、水分が抜けきる前にカビが発生したり、自重と湿気で毛が絡まり合って塊状に固まってしまいます。ふわふわ感を維持するための絶対条件は、「成熟した枝を選び、短時間で一気に水分を飛ばすこと」に尽きます。