二刀流の開祖にして、不敗の伝説を残した剣豪・宮本武蔵。その生誕地として知られる武蔵の里には、今も凛とした空気が漂う。武蔵の生家跡や武蔵神社、幼少期に腕を磨いたと伝わる讃甘神社など、ファン垂涎の史跡が徒歩圏内に点在しており、歴史の息吹を肌で感じることができる。
世界的建築家・磯崎新氏が設計を手がけた「武蔵武道館」は、剣道の聖地として全国から武道家が集うだけでなく、その前衛的な外観で建築愛好家の注目も集める。歴史を単なる過去の遺産として保存するだけでなく、現代の文化活動や国際交流の拠点として生かし続ける姿勢が、このエリアに独自の品格を与えている。