彼女の代表作を語るうえで外せないのが、山口智子らと共演し、働く女性の本音を描いて社会現象となった『29歳のクリスマス』(日本テレビ系)だ。不器用ながらも一生懸命に生きる30代目の女性像は、同世代から絶大な共感を集めた。
さらに、その人気を不動のものとしたのが、フジテレビの医療ドラマ『ナースのお仕事』シリーズである。観月ありさ演じる主人公の指導ナース・尾崎カオル役で見せた絶妙な掛け合いとコミカルな怒り顔は、テレビ史に残るハマリ役となった。シリーズ化や映画化が重ねられたこの時期、1話あたりの出演料や連載的な契約ギャラは当時の最高水準に達したと見られている。