松たか子のハートを射止めた夫、佐橋佳幸(さはし よしゆき)は、音楽業界でその名を知らない者はいないとされる超大物ギタリスト兼音楽プロデューサーです。1961年9月7日生まれの佐橋と、1977年6月10日生まれの松たか子。ふたりの間には16歳という明確な年齢差が存在します。
佐橋佳幸の経歴は極めて華々しく、J-POPの黄金期を文字通りギター一本で牽引してきたレジェンドです。小田和正のメガヒット曲『ラブ・ストーリーは突然に』のあの印象的なイントロのカッティングギターや、藤井フミヤの『TRUE LOVE』のアコースティックギターを演奏しているのは佐橋その人です。さらに山下達郎のバンドメンバーとして長年ツアーやレコーディングの中核を担い、桑田佳祐、坂本龍一、竹内まりやといった錚々たるトップアーティストたちから絶大な信頼を寄せられてきました。
気になるふたりの馴れ初めは、2001年に行われた松たか子の全国コンサートツアーでした。佐橋が音楽監督およびバンドマスターとして参加したことが最初の出会いです。当時、女優業と並行してシンガーソングライターとしても本格的な歩みを進めていた松たか子にとって、スタジオワークの百戦錬磨である佐橋の音楽的知見と包容力は極めて頼もしい存在でした。リハーサルや楽曲制作を重ねるなかで深い芸術的共鳴が生まれ、2004年頃から真剣交際へと発展。約3年半の交際期間を経て、2007年12月28日に入籍を発表しました。
なお、佐橋佳幸には過去に一般女性との婚姻歴があり、1998年に離婚が成立しています。そのため松たか子との結婚は彼にとって再婚にあたります。前妻との間に子供はおらず、離婚から約9年の歳月を経ての再婚劇でしたが、この「16歳の年齢差」と「バツイチ」という要素が、のちに梨園を巻き込む大きな波紋を呼ぶ要因となりました。