皮を剥いた後にぶつかるもう一つの難関が「種が実にガッチリ張り付いて取れない」という問題です。力任せに種をえぐり出そうとすると、桃が崩壊してしまいます。
フルーツカッティングのプロが実践する「アボカド切り」を取り入れると、種を驚くほど簡単に取り除くことができます。
【種を簡単に外すアボカド切りの手順】
1. 桃の割れ目に沿って、中心の種に刃が当たるまでぐるりと一周包丁を入れます。
2. 割れ目と直角になる方向にもう一周切れ目を入れ、十字に4分割の切れ目を種まで入れます(8等分にする場合はさらに斜めに切れ目を追加)。
3. 上下の果肉を両手で優しく包み込むように持ち、互い違いに軽くひねります。
4. ポロッと種から果肉が外れます。種が残ったブロックは、スプーンの柄や包丁の刃元を種の隙間に差し込んで軽くねじれば綺麗に外れます。
【桃の変色防止対策】
桃は空気に触れるとポリフェノールオキシダーゼという酸化酵素の働きで茶色く変色してしまいます。綺麗にカットした後は、以下のいずれかの液体にサッと2〜3分くぐらせることで、瑞々しい色合いを長時間キープできます。
- 薄い塩水(水200mlに対し塩1g / 0.5%濃度):最も手軽で味を損なわない。塩味が桃の甘みを引き立てる隠し味にもなります。
- レモン水(水200mlに対しレモン果汁小さじ1/2):ビタミンCが酸化を強力に防止。爽やかな酸味がプラスされます。
- 砂糖水(水200mlに対し砂糖大さじ1):果肉の表面をコーティングして乾燥と酸化を防ぎ、甘さを補強します。