痛みの理由と正しい手順は?「内診グリグリ」の真実を専門医が解説について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。

「痛いのは嫌だ」と怯えるのは当然だ。だが、診察台の上での身のこなし一つで、痛みの強度は劇的に変化する。現場の産婦人科医が推奨する最大のコツは、徹底的な「脱力」と「呼吸」だ。

人間は痛みを感じると反射的に身体をこわばらせ、お尻を浮かせたり腿に力が入ったりしてしまう。骨盤底筋群が硬直すると子宮口までのアプローチが狭くなり、医師の指が入る際の摩擦や圧迫感が跳ね上がる。結果として余計に痛みが激化するという悪循環に陥るのだ。

診察台に上がったら、まず深く息を吐き出す。処置が始まったら、ハァーっと口から長く息を吐き続けることに意識を集中させよう。声を出して息を吐くのも効果的だ。お腹や腰の力を抜き、ベッドの上に全身の体重を預けるイメージを持つことで、痛みを最小限に抑え込める。最近では産婦人科オンラインなどの相談窓口でも、こうした事前トレーニングやイメージトレーニングの実践が推奨されている。