今季のトレンドは、従来の重たいハイレイヤーとは全く異なる。襟足の長さを極端に残すのではなく、顔まわりに緻密なレイヤーを入れ込み、後頭部にふんわりとした丸みを持たせる「ネオ・ウルフ」が主流だ。髪の表面に透け感を作ることで、毛先が軽やかに揺れるストリート感覚のデザインが支持を集めている。
質感作りも進化した。ドライな質感で無骨に仕上げるのではなく、シアーなヘアオイルやバームでツヤ感を与え、アンニュイな色気を演出する手法が好まれる。年代を選ばない柔らかいウルフのデザインが登場したことで、20代のみならず30代や40代の女性層へも裾野が急拡大中だ。