雪深い北国に佇む彼らの住まいは、豊かな自然に囲まれた静寂の中にある。春には土を耕し、夏には夏野菜を収穫し、秋には冬越しの準備を整える。徹底した自給自足を目指すその生活は、一見するとストイックに思えるかもしれない。しかし、彼らにとっては命の巡りを肌で感じるごく自然な日常なのだ。
仕事がある時期は都心へ移動し、それ以外の期間は地方の家で土と戯れる。2026年現在も続くこの柔軟なデュアルライフは、夫婦が長年かけて模索し到達した最高のかたちと言える。都会の刺激と地方の静けさ。二つの世界を行き来することで、感性を常に新鮮に保ち続けている。