イオングループのチャリティー活動の中で、最も生活者に身近な存在が幸せの黄色いレシートキャンペーンです。2001年から開始されたこの取り組みは、毎月11日の「イオン・デー」に発行される黄色いレシートを、店内に設置された地域のボランティア団体の専用ボックスに投函することで始まります。
この取り組みの決定的な特徴は、投函した買い物客の追加負担が一切発生しない点です。客側は通常通りの買い物をするだけであり、イオン各店が投函されたレシートの合計金額を一枚ずつ手作業で集計し、その合計金額の1%相当額の希望物品を対象団体に寄贈します。寄贈される品物は、イオンの店舗で取り扱う学用品、保存食品、衛生用品、イベント用テントなど、団体側があらかじめリストアップした希望品に限られます。
現金給付を行わない理由は極めて明快です。現金の直接寄付では使途の追跡が難しく、活動実態のないダミー団体への資金流出リスクが生じるためです。物品寄贈という形を取ることで、地域の非営利活動に真に必要なリソースを確実に届ける防護柵を築いています。年間の登録団体数は全国で2万団体を超えており、草の根の市民活動を支える持続可能なプラットフォームとして機能しています。