昭和のテレビ「ポロリ」は仕込みか?水泳大会の真相と消滅の歴史について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

昭和の民放各局がしのぎを削った大型特番の代表格が『オールスター紅白水泳大会』や『新春オールスター水泳大会』でした。ゴールデンタイムに放送されたこの番組の名物となっていたのが、滑り台や障害物競走などのアトラクションで起こる水着のズレや露出です。この現象が「偶発的なハプニング」だったのかといえば、結論から言えば大半が番組スタッフと出演者による計算された仕込み(演出)でした。

当時の制作スタッフや関係者の証言によると、番組には人気トップアイドルとは別に、露出を担当するキャンペーンガールやモデル、エキストラの女性たちがキャスティングされていました。水圧で脱げやすいように特別に細工された水着を着用し、カメラ位置やスロー再生のタイミングまで入念にリハーサルが行われていたケースが一般的です。視聴者を惹きつけるための「演出上のギミック」として完全にシステム化されていました。

一方で、視聴率獲得のために過激化する演出に対して、当時の週刊誌や視聴者層からは賛否両論が巻き起こっていました。それでも最高視聴率が30%前後を記録するキラーコンテンツであったため、局側も演出のブラッシュアップを重ね、毎年恒例の風物詩として定着していった経緯があります。