単なる「いい人」で終わらない新しいムーブメントも台頭している。データとロジックを駆使して社会的インパクトを最大化する「効果的利他主義(Effective Altruism)」だ。イギリスやアメリカを中心に活動するCentre for Effective Altruismは、どの慈善団体に寄付すれば最も多くの命を救えるかを徹底的にデータ分析し、世界中の起業家や投資家の価値観を塗り替えている。
この思想はTEDなどの世界的プラットフォームでも度々議論され、「感情論の寄付から、成果を生む利他へ」というパラダイムシフトを起こした。一回限りの同情ではなく、合理的な計算に基づいた貢献こそが、21世紀の社会課題を解決する決定打になると期待されている。