インターネット上の言説において、「ピザオブデスはメジャーレーベルを敵視している」という言説が散見されますが、これは明確な誤解です。
横山健がかつて批判の対象としたのは、音楽そのものへの愛や現場へのリスペクトを欠いた「一部の拝金主義的な業界構造」であり、メジャーというシステムそのものを全否定したわけではありません。事実、横山健自身も地上波の大型音楽番組への出演や、メジャー系アーティストとの対談・コラボレーションを柔軟に行ってきました。
ピザオブデスの本質は「反メジャー」ではなく「徹底的なプロ・アーティスト主義」です。自分たちの表現とファンへの誠実さを担保できるのであれば、インディーズかメジャーかという形式的な二項対立には固執しない姿勢こそが、彼らの真骨頂と言えます。