2026年の成田エリアを語る上で外せないのが、成田国際空港の「ワン・ナリタ」構想に伴う大規模な機能強化だ。滑走路の増設作業が本格化し、早朝・深夜の発着枠が一段と拡大した。この影響をダイレクトに受けているのが、空港からわずか電車で10分前後に位置する街の構造である。
深夜便で到着したインバウンド客や、早朝の格安航空会社(LCC)便を利用する旅行者が、空港内ではなく駅周辺のホテルに流れ込むケースが急増している。駅前ロータリーでは、主要ホテル群を結ぶ無料送迎バスやリムジンバスが深夜まで絶え間なく行き交う。駅を起点とする人の流れは、もはや昼夜の境界をなくしつつある。