迫る危機に対し、日本の防衛省も手をこまねいているわけではない。安全保障環境が緊迫する中、自衛隊の自衛権や防衛力を担保するため、最新の「シールド技術」の導入が加速している。
陸海空の主要指揮所やレーダー基地では、特殊な導体メッシュや金属プレートで建物を覆うファラデーケージ構造の導入が推進されている。さらに、国内の有力な防衛産業企業も、高出力パルスをバイパスして電子回路を保護する「サージ防護装置」や、敵の指向性エネルギーを拡散させる特殊コーティング材の開発に乗り出した。防衛省は電子戦領域を陸海空に次ぐ「新領域」と位置づけ、予算を優先配分する構えを見せている。