メンズエステ違法の境界線とは?摘発の実態と健全店を見抜く基準の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。

捜査当局の視線はかつてなく鋭い。警察庁の号令のもと、警視庁をはじめとする各都道府県警は、悪質店舗の壊滅に向けた集中的な合同取締りを強化している。適用される法脈は一つではない。風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反による無届営業の摘発はもちろん、もう一つの強力な武器として機能しているのが、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律である。

街頭での執拗な客引き、ウェブ上のレビューサイトに書き込まれる過激な口コミ、さらには押収したスマートフォンから復元された通信ログ。警察はデジタルフォレンジックを駆使し、店舗ぐるみで違法行為が行われていた動かぬ証拠を積み上げる。

「摘発逃れのために『セラピストが勝手にやったこと』と釈明する経営者が大半だが、マニュアルや給与体系を精査すれば組織的関与は明白だ」。ある捜査関係者は冷徹に語る。摘発は現場責任者の逮捕にとどまらず、ビルのオーナーや資金源となっている背後組織への追及にまで及んでいる。