ジャニーズJr.(当時)としての活動が始まると、周囲のジュニアたちのレベルの高さに圧倒される日々が続いた。しかし、ここで諦めないのが阿部亮平の真骨頂だった。ダンスのレッスンに励む一方で、彼は学業を疎かにすることは一切なかった。
学校が終わると急いでレッスン場へ向かい、夜遅くまで汗を流す。帰り道や移動時間、楽屋の少しの時間さえも無駄にせず、教科書を開いて勉強に集中した。どれほど多忙であっても「アイドル活動を理由に勉強を疎かにしたくない」という強い信念が、彼の根底に深く根付いていたのだ。
周囲が遊んでいる時間も自分を律し、ノートを開き続けた。この少年時代に培われた圧倒的な時間管理能力と努力の習慣が、後の彼の大きな武器となっていく。