華やかなスポットライトが降り注ぐレッドカーペットは、俳優にとって自らの表現力を問われる真剣勝負の場でもある。かつて日本アカデミー賞の舞台で見せた初々しいドレス姿から一変、近年の彼女は国際舞台でも堂々たる風格を漂わせている。
カンヌ国際映画祭のプレスカンファレンスや公式上映の場でも、クラシカルな美しさに現代的なモード感を融合させたドレスアップで世界中のジャーナリストを唸らせた。カメラの前に立った瞬間、表情とポージングだけで物語を紡ぎ出すその姿は、一人の映画人としての覚悟に満ちている。
大舞台の空気に呑まれることなく、むしろその場の緊張感を味方につけて輝きを増す。彼女がレッドカーペットを歩くとき、そこには映画のワンシーンのようなドラマチックな空気が立ち込める。