話題沸騰中の 『笑点』卒業した林家木久扇の現在!高座と執筆に駆ける80代の真実について、多角的な視点を整理して公開しています。

55年間勤め上げた『笑点』の黄色い着物を脱ぎ捨てた林家木久扇。世間では「引退」や「隠居」を想像する声もあったが、本人の辞書にその二文字は存在しなかった。卒業後の現在、彼のスケジュール帳は以前にも増して全国各地での高座や講演会、そして執筆の締め切りで埋め尽くされている。

なぜ、80代を超えてもなお精力的に活動を続けるのか。取材に対して木久扇は、いたずらっぽい笑顔を浮かべながら「高座で客席からドカンと笑いが起きる、あの瞬間の快感を知っちゃったらやめられませんよ」と語る。彼にとって落語は単なる職業ではなく、生きることそのものなのだ。

また、近年の執筆活動も目を見張るものがある。自身の波乱万丈な半生を振り返る自伝的エッセイから、漫画家時代の経験を活かした絵本、さらには若い世代へ向けた人生訓まで、ペンを握る手は休まらない。「喋る言葉は消えていくけれど、本になれば残る。次の世代にバトンを渡したい」という情熱が、彼の執筆意欲を強力に後押ししている。