YouTubeをはじめとする動画プラットフォームでは、彩り豊かな手作りドッグフードの調理風景を配信するクリエイターが数百万回規模の再生回数を叩き出している。その中で不動の主役として君臨するのがカボチャ(Cucurbita)だ。視覚的な訴求力の高さに加え、入手の手軽さと「野菜=健康的」という直感的なイメージがブームを後押しする。
現代のペットオーナーは、単に空腹を満たすためではなく、予防医学的な観点から食材を選ぶ傾向を強めている。しかし、ペットヘルスケアの現場からは警鐘も鳴らされている。ネット上で拡散される華やかなレシピの多くは、見た目の美しさに重きが置かれ、犬本来の代謝機能や消化能力への配慮が欠落しているケースが散見されるためだ。