学生時代に培われた言語感覚が、彼女の表現力の根底には確かにある。立教大学で学んだ日々、英語スピーチコンテストでの実績や多角的な視点から物事を捉える学びは、現在の卓越した言葉選びの土台となった。TBSテレビに入社して以来、彼女はその知性と感性を研ぎ澄ませ続け、一つひとつの言葉に熱量を込めてきた。
アナウンス技術の正確さはもちろんのこと、取材対象者の心情に寄り添う眼差しこそが彼女の真骨頂と言える。単に原稿を読み上げるのではなく、その背景にある人間ドラマを掬い上げる姿勢。それこそが、若い年次から重要番組へと抜擢され続けてきた最大の理由である。