横浜市内のコメダ珈琲店は、出店地域ごとに異なる表情を見せる。大規模複合施設やオフィス街に入居する都市型店舗では、ビジネス需要に対応した一人用カウンター席が充実している一方、郊外や住宅街の店舗ではファミリー層やシニア層が寛げるゆったりとしたボックステーブルが中心だ。
例えば、元町・中華街近くや下町情緒の残るエリアの店舗では、地域コミュニティの談話室としての役割を強く帯びている。各店舗がそれぞれの街の空気感に溶け込みながら、統一された「くつろぎの品質」を保ち続けている点こそ、異国情緒あふれる横浜の街で受け入れられた勝因と言える。