ドライヤーやヘアアイロンの熱は髪の大敵とされてきたが、現在の美容業界ではその概念が覆りつつある。過去に放送されたNHK「美の壺」ヘアケア特集でも紹介されたように、熱の力を利用して髪の形状を整え、表面をコーティングする熱反応型ケア成分の登場が大きな転機となった。
熱をかける前にヒートプロテクト効果のあるオイルやミルクを塗布することで、熱ダメージを遮断するだけでなく、熱によって補修成分を毛髪内部に定着させる。熱を「敵」から「補修の味方」に変えるこの手法は、美髪を求める人々の間で瞬く間に必須の習慣となった。