2026年、日本の超高齢化はさらに一段階上のフェーズへと突入した。さいたま市内の郊外住宅地でも、高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違いや、一時不停止による事故が顕著になっている。
見沼区や西区といった公共交通の便が限られるエリアでは、生活の足を自家用車に頼らざるを得ない高齢者が多い。免許返納の呼びかけは強まっているものの、日々の買い物や通院を考慮すると容易に車を手放せない現実がある。
「ブレーキを踏んだが止まらなかった」――事故を起こした当事者から聞かれる言葉の多くは、認知機能や反射神経の衰えを物語る。地域コミュニティによる移動支援の充実に向けた施策が急務となっている。