異例の転身を遂げた彼を取り巻く最大の関心事といえば、やはりその莫大な年収と資産規模だろう。巷では「年収数十億円」「生涯売上数百億円」といったセンセーショナルな数字が飛び交うが、その真相は彼の構築した特異なビジネススキームにある。通常、タレントの通販進出は肖像権を貸し出すライセンス契約が主流だが、彼は企画立案、原料調達、製造ラインの選定、果ては価格交渉に至るまで全工程を自社主導で掌握している。
中間マージンを極限まで削ぎ落とし、自らがリスクを背負って在庫を抱える。この徹底したダイレクト・トゥ・コンシューマー(D2C)モデルにより、通常の芸能ビジネスでは考えられない高い利益率を実現した。2026年現在もその勢いは衰えるどころか、デジタル直販網の強化やグローバル展開の視野も含め、収益の柱は強固さを増している。巨額の富は、単なる運や知名度ではなく、冷徹な経営判断の積み重ねによって生み出された正当な対価なのだ。