書類を郵送または持参する際、最も頭を悩ませるのが「折る向き」と「添え状の重ね順」だ。結論から言えば、相手が封筒から取り出して開いたときに、まず何が書かれているかをストレスなく確認できる状態を作ることが最善の作法とされる。
まず折る順番だが、履歴書は文字が書かれている面(写真や氏名がある側)を内側にして二つ折りにした状態からスタートする。そこから、下側(学歴や自己PRの下部)を上に向かって全体の3分の1だけ折り上げ、次に上側(顔写真や基本情報がある部分)を上からかぶせるように折り下げる。このとき、顔写真のある表紙部分が外側に来るように、あるいは開いたときに真っ先に氏名が見えるように配置するのが鉄則だ。山折りと谷折りの向きを誤ると、開封した採用担当者が何度も紙をひっくり返す手間が生じるため注意したい。
同封する添え状(送付状)の重ね方にも明確なルールがある。添え状は常に最表面、つまり一番上に重ねる。上から「添え状」「履歴書」「職務経歴書」の順番に重ねた上で、一括して三つ折りにするか、あるいは各書類のサイズに合わせて整える。これにより、封を開けた担当者が最初に挨拶文と提出書類の一覧(添え状)を目にすることになり、整然とした印象を与えることができるのだ。