今注目を集めている 博多っ子が140年愛した「かろのうろん」の真実。撮影禁止の暖簾の奥に息づく、出汁と「やわ麺」の究極解について、詳しいまとめを整理して公開しています。

店の屋号を初めて目にした人は、一瞬「うろん?」と首をかしげるかもしれない。だが、それこそが博多という街の粋な息吹だ。創業当時、角地にあったことから「角のうどん(かどのうどん)」と呼ばれていた店名が、博多弁独特の発音によって「かろのうろん」へと変化し、そのまま屋号として定着した。

明治、大正、昭和、平成、令和、そして2026年へ。元祖・博多うどんの看板を背負い続ける店内には、幾多の時代を乗り越えてきた暖簾の誇りが漂う。変わらないことの難しさを知り尽くした職人たちの手が、今も変わらぬ日常の一杯を紡ぎ出している。