こうした「顔と心理」の関係は、ポップカルチャーや映像メディアを通じても世界中に広く知れ渡ることとなった。ポール・エクマンの研究をモデルにして制作されたヒット海外ドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間』は、顔の微小な変化から犯人の嘘を見破るスリリングな描写で大きな話題を呼んだ。
近年では、Netflixなどの動画配信サービスで人間の深層心理に迫る実録ドキュメンタリーが人気を集め、YouTube上でも心理アナリストが有名人の会見や対談動画の微表情を解説するコンテンツが大流行している。視聴者はエンターテインメントを楽しみながら、表情筋が語る内面のシグナルを読み取る視点を手に入れている。