須田の圧倒的な存在感を全国区へと押し上げた最大の要因の一つが、冠番組『レディズ・チャレンジボウル』をはじめとする数々のテレビ番組だった。お茶の間は毎週、彼女の一投一投に固唾を呑み、スペアやストライクが決まるたびに歓声を上げた。
当時の中継カメラが捉えた須田の表情には、単なるタレントアスリートとは一線を画す「本物の勝負師」の気迫がみなぎっていた。ピンが倒れる瞬間の重厚な打撃音と、一瞬だけ見せる安堵の微笑み。そのコントラストが視聴者を虜にし、テレビを通じて全国の家庭にプロスポーツの緊張感を届けたのだ。