レスキュー隊や近隣住民が真っ先に目にする場所、それこそがステッカーの指定席だ。最適な貼付位置は、玄関ドアの外側、大人の目線の高さ(地上から1.5メートル前後)またはインターホン脇である。集合住宅であれば、電気メーターボックスの表面も視界に入りやすい。雨風や紫外線による劣化を防ぐため、耐候性・防水性に優れた素材を選ぶことも絶対条件となる。
一方で、見落とされがちな「意外な落とし穴」も存在する。代表例が、室内で飼育している頭数とステッカー上の表記の食い違いだ。かつて2匹飼っていたが現在は1匹のみという場合、救助者が「もう1匹探さなければ」と危険な室内に留まり続けてしまうリスクが生じる。また、防犯上の観点から「単身世帯であること」が外部に察知されないよう、家族構成を特定させないシンプルなデザインを選ぶ視点も欠かせない。最新トレンドでは、レスキュー隊の視認性を極限まで高めた反射素材や、緊急連絡先・かかりつけ動物病院のQRコードを連携させられるハイブリッド型デザインが登場し、注目を集めている。