光が強ければ、影も濃くなる。インバウンドの急増に伴い、京都や大阪市内の特定エリアでは混雑やゴミ問題、近隣住民との摩擦といったオーバーツーリズムの問題が深刻化している。
学生たちは教室を抜け出し、この難題に直接向き合う。地域住民へのヒアリング調査、観光客の周遊ルートを分散させるスマートフォンアプリの立案、歴史的資源を保護しながら活用するヘリテージ・マネジメントなど、その試みは多岐にわたる。
地域社会と連携しながら現実の課題を解決する体験は、学生たちに単なる観光の楽しさだけでなく、持続可能な地域づくりという大きな責任感を植え付けている。