ツキノワグマとヒグマの交雑種誕生?北上する生息域と生態系の真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

クマ類研究の第一人者である北海道大学の坪田敏男教授をはじめ、全国の現場研究者が結集する日本クマネットワークの専門家たちは、早急なモニタリング体制の構築を強く訴えている。

坪田教授らの分析によれば、津軽海峡という自然障壁は個体の移動を完全に遮断するものではなく、海水温の上昇や流木、あるいは船舶への混入など様々な要因によって渡海リスクは年々変化しているという。遺伝子解析技術を用いたフンや毛のモニタリング調査を本州北端で徹底し、異種間の接近をいち早く察知する体制づくりが急務とされている。