台北地下鉄の利用システムは極めて明快で、日本の交通系ICカードや自動改札とほぼ同様の感覚で利用可能です。
1. 切符(トークン)と交通系ICカードの選び方
1回限りの乗車には、自動券売機で購入するプラスチック製の青いコイン型IC乗車券「単程票(トークン)」を使用します。しかし、複数回MRTや路線バスに乗るなら、台湾の国民的交通系ICカード「悠遊カード(EasyCard / ヨーヨーカー)」の購入を強く推奨します。
【悠遊カードの買い方と入手場所】
桃園空港や松山空港のMRT駅窓口・券売機、台北MRT各駅の案内所、または主要コンビニエンスストア(セブンイレブン、全家など)で1枚100台湾元(デポジットではなくカード本体代金/返金不可)で購入できます。購入後は駅の券売機やコンビニで現金をチャージ(加値)して使用します。2026年現在は、改札機での各種クレジットカードのタッチ決済対応も順次拡大していますが、路線バスやYouBike(シェアサイクル)、一部売店での支払いを一元化できる利便性から、依然として悠遊カードが圧倒的に優位です。
2. 台北地下鉄の料金表体系
台北地下鉄料金表は距離制を採用しており、初乗りは20台湾元(日本円で約90〜100円前後)、最長区間でも65台湾元程度と極めてリーズナブルです。かつて存在した「悠遊カード一律2割引」は廃止され、現在は1ヶ月の乗車回数に応じてキャッシュバックされる「常客優遇制度」に移行していますが、運賃そのものが安価なため、旅行者への金銭的負担は軽微です。
3. 台北MRTの始発・終電時間
台北MRT始発終電時間の基本スケジュールは全路線ほぼ共通です。
- 始発時刻:全線一律で午前06:00に各始発駅を出発
- 終電時刻:各終点駅を夜24:00(午前0時)に出発
夜市を満喫して深夜に戻る際は、乗り換え駅での接続を含め、23:30頃までには最寄り駅の改札に入るのが安全策です。主要駅のコンコースには各方面への最終連絡時刻が明記されたボードが設置されています。