フレコンとは、正式名称を「フレキシブルコンテナバッグ」(英語:Flexible Intermediate Bulk Container, 略称FIBC)と呼び、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)などの強靭な合成樹脂繊維を平織りにして作られた大型の袋状容器です。粉末、粒体、鉱物、農作物、木くず、建設残土といった重量物を大量に充填し、クレーンやフォークリフトで吊り上げて運搬することを前提に設計されています。
現場でよく耳にする「フレコンバッグとトン袋の違い」について疑問を持つ方も多いですが、結論から言えば両者は基本的に同じものを指しています。土木・建築現場では「1トンの土砂が入る袋」という意味合いから「トン袋(とんぶくろ・とんだま)」と通称されることが多く、化学プラントや農業、物流業界では正式名称を略した「フレコン」と呼ばれる傾向があります。ただし、トン袋と呼ぶ場合は簡易的な土木用の丸型ワンウェイバッグを指すケースが多いため、発注時は仕様書の確認を怠ってはなりません。
一般的な標準サイズは容量約1立方メートル(1,000L)で、フレコンバッグ耐荷重1トン(1,000kg)仕様が主流です。日本国内の正規流通品においては、日本産業規格であるJIS規格準拠(JIS Z 1651)に基づいて設計・試験された製品が推奨されており、破断試験や落下衝撃試験をクリアした高い堅牢性が担保されています。