お札の封筒の入れ方完全図解|慶事・弔事で真逆になる向きと理由に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

インターネット上のマナー解説には、過度なマナー至上主義や誤った俗説も散見されます。特に間違いやすい3つの盲点を整理します。

盲点1:お見舞い封筒のお札の向きと新札の扱い

病気や怪我のお見舞いはお祝い事ではありませんが、回復を祈る前向きな動機であるため、お見札の向きは表向き・肖像画が上にします。ただし、香典と同様に「病気になるのを待っていた」と取られないよう、ピン札の新札は避け、折り目のない清潔な流通札を用いるのが適切です。

盲点2:白封筒の「二重」と「一重」の使い分け

市販の白封筒には、中身が透けないように内側が二重になっているものと、一重のものがあります。二重封筒は「良いことが重なる」という意味で慶事やお礼用に用いられます。弔事の際に白封筒を用いる場合は、「不幸が重なる」ことを嫌うため、必ず一重の封筒を選ばなければなりません。

盲点3:中袋に糊付け(封緘)は必要か

ご祝儀袋や香典袋の中袋について、「絶対に糊付けしなければならない」という決まりはありません。むしろ受付で金額を確認する際、しっかり糊付けされていると開封の手間がかかり、袋を破いてしまうリスクがあります。中袋にシールや糊付けの指定がない限り、折り返すだけで問題ありません。ただし、郵送する場合や日常の謝礼で白封筒を直接手渡す場合は、封をして「〆」や「封」を書き入れます。