SNSや口コミサイトで熱心に情報収集をしている人でも、意外と見落としがちなのが店舗の運用ルールに関する誤認だ。現地に行ってから戸惑うことのないよう、代表的な盲点を解き明かしておきたい。
最も多い誤解が、「InstagramのDMやコメントで予約・問い合わせができる」という思い込みである。公式Instagram(フォロワー1.6万人超)のプロフィールにも明確に「コメント・DM対応できません」「ご予約は営業時間内でお願いします」と記載されている通り、デジタル経由の個別連絡は一切受け付けていない。予約や取り置きを希望する場合は、営業時間内に直接電話(077-514-8810)をかけることが唯一無二の正規ルートである。
次に注意すべきは、レジでの決済方法だ。「百名店に選ばれる有名店だから各種キャッシュレスに対応しているだろう」と高をくくっていると痛い目を見る。現在の対応は「現金」および「PayPay」のみとなっており、VISAやMastercardなどのクレジットカード、交通系ICカードは一切使用できない。財布の中に小銭や紙幣を用意していないと会計時に慌てることになるため、必ず事前に現金を準備しておくのが鉄則だ。
また、「夕方に行っても買えるか」という点についても注意を払いたい。営業時間は19:00までとなっているが、パンの売れ行きによっては夕方前に目玉商品が軒並み姿を消し、選択肢が大幅に狭まる日も少なくない。名店の醍醐味を堪能するならば、「遅くとも昼過ぎまでに到着する」ことを基本行動基準として刻んでおくべきだ。