混同されやすい「前撮り」と「フォトウェディング」ですが、その目的には明確な違いがあります。
前撮りは、結婚式や披露宴を挙げることを前提として、挙式日とは別の日に写真を先行して撮影することを指します。当日はゲストとの歓談で慌ただしくなるため、ふたりだけの時間をじっくり確保し、結婚式本番では着ない衣装を着たり、ウェルカムボードやプロフィールムービーに使う写真素材を用意したりする目的で行われます。
一方のフォトウェディングは、挙式や披露宴を行わないカップルが、写真撮影そのものを「結婚の記念行事」として行うスタイルです。写真のみで完結させるため、チャペルを貸し切って指輪交換シーンを再現するなど、儀式的な演出を取り入れるプランが多く見られます。
前撮りを行うベストな時期は、結婚式当日の3〜6ヶ月前が理想的です。撮影した写真データをペーパーアイテムやムービーに加工・印刷する期間として、納品までに約1〜2ヶ月を見込んでおく必要があるためです。春の桜や秋の紅葉など、人気シーズンのロケーション撮影を希望する場合は、半年前〜1年前からの予約枠確保が必須となります。
成人式の振袖前撮りに関しては、式典前年の3〜5月(春休みシーズン)または9〜11月(秋口)が狙い目です。真夏の暑さを避けつつ、式直前の混雑による予約難を防ぐことができます。