スマホのレンズフィルムは貼るな?画質劣化の真相と後悔しない新常識について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

では、保護フィルムは完全に無駄なのだろうか。決してそうではない。日常における最大の敵は、ポケットの中の砂埃に含まれる石英だ。石英の硬度はサファイアガラスすら傷つける可能性があり、アスファルトへの落下による衝撃破砕も防ぎようがない。

米ガラス大手コーニングが開発する高耐久ガラスであっても、ピンポイントの点衝撃には限界がある。リセールバリューを意識し、1ミリの傷すら許したくないユーザーにとって、スマートフォンアクセサリとしての保護フィルムがもたらす精神的安定は計り知れない。問題は、何を優先するかというトレードオフの認識だ。安心を買うために画質をどこまで差し出すか、その境界線が曖昧なまま購入されていることがトラブルの温床となっている。