公式メニューにおける頂点「メガ盛り」と、非公式の最高峰「キング牛丼」。両者の実態を比較する上で最初に着目すべきは、具材ごとの倍率の違いです。一般的に「メガの2倍」と一括りに語られがちですが、詳細な内訳を観察すると、肉とご飯で全く異なる比率が適用されていることが判明しています。
現場の計測データおよびフードリサーチ各社の実測値を統合すると、すき家の牛丼メガ盛りはごはん約417g+牛肉約247gで総重量は約664g。これに対し、キング牛丼はごはん約625g+牛肉約500gで総重量は約1,125〜1,200gに達します。つまり、単純な全体倍率ではなく、構成要素によって以下のような明確な格差が存在します。
まず牛肉の量に着目すると、メガ盛りの約247gに対してキング牛丼は約500g配分されており、肉の量はメガ盛りのジャスト「約2倍」に相当します。並盛(肉約85g)基準で換算すれば実に約6倍に達する肉の海です。一方で、ご飯の量はメガ盛りの約417gに対してキング牛丼は約625gと、ご飯の量はメガ盛りの「約1.5倍」(並盛の約2.5〜3倍)に抑えられています。この「肉ファースト」の配分バランスこそが、キング牛丼が単なる米増量トラップではなく、肉を浴びるように堪能できる神メニューと評される根拠となっています。