突然の動悸・息苦しさの正体とは?パニック障害の初期症状と克服への道の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。

Q1:発作が起きたとき、救急車を呼んでも迷惑になりませんか?
A1:初めて発作を経験した段階では、心筋梗塞や不整脈などの重大な身体疾患と区別がつかないため、救急要請することは決して間違いではありません。ただし、病院で一通りの検査を受け「身体に異常はない」と診断された後は、心療内科を受診し、頓服薬の服用や呼吸法によるセルフコントロールを身につけていくことが推奨されます。

Q2:パニック障害と診断されたら、仕事や学校は休むべきですか?
A2:発作が頻発し、予期不安で通勤・通学自体が極度の苦痛になっている初期段階では、数週間から数ヶ月の休職・休養をとって自律神経を休めることが回復を早めます。ただし、長期間完全に社会から孤立すると復帰時のハードルが上がるため、主治医と相談しながら短時間勤務や在宅ワークなど、段階的な復帰プランを立てることが望ましいです。

Q3:パニック障害は完全に薬をやめる(完治する)ことができますか?
A3:十分に可能です。医学的には症状が完全に消失した状態を「寛解(かんかい)」と呼びます。症状が消えてから半年から1年程度は再発予防のために維持療法を継続し、その後数ヶ月から1年ほどかけてゆっくりと減薬を進めていくことで、最終的に薬を完全に卒業できる患者さんは多数存在します。