小山田圭吾が鳴らす「沈黙の先の音」――騒動から5年、世界を魅了し続けるコーネリアスの現在地と新たな実験の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

ロンドン、ニューヨーク、そして東京。2026年初頭から始まったCorneliusの最新ワールドツアーの客席は、世代と言語を超えた観客で埋め尽くされている。ステージ上に配置された巨大なLEDスクリーンと、狂いなくシンクロする変則リフレイン。完璧にプログラミングされた映像とライブパフォーマンスの融合は、もはや「コンサート」というより「体感型現代アート」の趣を呈している。

現地メディアのレビューも熱を帯びる。かつてBBCの音楽番組で「日本のビートルズから現代のエレクトロニカへ進化を遂げた稀有な存在」と評された彼のライブは、今回さらに音響の立体感を増した。サラウンドシステムを極限まで活かした演出に、満員のオーディエンスが息をのむ。