『仮面ライダーカブト』で脚光を浴び、『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』や『メイちゃんの執事』、映画『BECK』で主役級俳優としての不動の地位を築いていた水嶋ヒロ。なぜ彼はそのキャリアの頂点で俳優の第一線から身を引いたのでしょうか。
大手芸能プロダクションからの退社、そして2010年11月に本名の齋藤智裕名義で上梓した処女小説『KAGEROU』での第5回ポプラ社小説大賞受賞(賞金2000万円は辞退)。当時は「作家への転身」とセンセーショナルに報じられましたが、その根底にあったのは「生き方の主導権を自分自身の手元に取り戻す」という強い意志でした。
絢香の個人事務所「A stAtion」の設立を支援し、楽曲の著作権や活動環境を自前でマネジメントする体制を整えた後、水嶋ヒロは投資家、ブランドプロデューサー、クリエイティブディレクターとしての道を切り拓きました。また、2019年に開設したYouTubeチャンネル「Hiro Mizushima」での家庭料理動画(HIRO-MESHI)は、初心者目線で日本の家庭料理を学ぶ真摯な姿が国内外で大きな反響を呼び、飾らない人間性が再評価されました。